ラジアルタイヤとは?バイアスタイヤとは?
カーカスコードの重ね方でタイヤはラジアルタイヤとバイアスタイヤに分類します。
ラジアルタイヤ
カーカスコードの重ね方が進行方向に90度に配置されたラジアルタイヤは発熱が少ない・走行性能が良い・高速耐久性がある。
バイアスタイヤ
カーカスコードの重ね方が進行方向に45度の角度で交互に重ねられたバイアスタイヤは乗り心地がよい。
カーカスコードとは、タイヤの胴体部分。合成ゴムの中にナイロン・ポリエステル・スチールなどの丈夫な織布を混ぜ込んで作られています。
タイヤは、ゴム層、ベルト、カーカス、ビードワイヤーなどで構成されています。
昔はこうした性質で使い分けられていましたが、現在ではサスペンションによって乗り心地が十分に高められているので、走行性能が高いラジアルタイヤがほとんどになっています。
バイアスタイヤは一部のトラック・バス用タイヤとして使われています。